建物も車のように「性能」を数値化出来るのをご存知でしょうか?
「安全」も「快適」も根拠を示しながら最善を尽くす事で
住まいのランニングコストは減り、住宅のトータルコストは下がります。
「快適」を実現する為には熱と水蒸気の摂理から起こる現象を知ならなければできません。
冷たい水の入ったコップについた結露は住まいの中でも起こるのです。
「安全」もその土地に合わせた自然現象を知り、
それに合わせて対策を練る事で安全の度合いは増していきます。
安全を得る為には構造計算が、快適を得る為には外壁の熱計算が必要です。
そうした根拠を設計段階で取り入れて造り上げる家は
自然環境に負荷をかけない家を造る事ができます。
今の常識は未来の非常識です。
未来を意識して学び続けた技術と知識で住まう方と本気で向き合って
その思いを実現できたとき、家は価値のある財産になります。
富山県初外壁330ミリでUA値(外皮平均熱貫流率)は0.25を実現しています。 換気システムをスウェーデンシステムエアー社の換気システム(毎時407㎥の換気量)を採用。この換気システムのダクト配管は多くの住宅で採用されているフレキシブルダクトではなく、ビル空調で採用されているスパイラルダクトを採用して、メンテナンスや耐久性そして性能の劣化を最大限考慮しています。 外壁素材はカナダ産のエコウッドトリートメントによる酸化防止剤での仕上げとし、メンテナンス性と耐久性を高めています。 屋根材にはタニタハウジングウエアの屋根材一体型太陽光パネルを採用してデザイン性と経済性も高めています。 以上の性能により2.8KW(8畳用)のエアコン一台で夏冬補える性能を実現しています。
魚津の森に囲まれた自然豊かな環境を活かし、書斎はピクチャーウインドウとしました。 外部建具は、ロシアのKARVI社の樹脂サッシを採用しています。(富山県初採用)仕上げは日本プラスターのカルヌーボ(漆喰)の象牙色、採用床はヒノキの節無しを採用しています。 外壁は、カナダ製の酸化防止剤エコウッドトリートメント仕上げで、耐久性とメンテナンス性を確保しています。 部分改修ですが22畳の空間を2.8kwのエアコン一台で12月に入り積雪時就寝するときに電源を落とした状態でも朝18度を下回らない性能を出しています。
とにかく暖かくて快適です。 断熱工事した前後で、想像以上の変化に驚いています。
高岡市の福岡町に建つこの家は、四間×四間の真四角の家で木組みが田の字型になっています。 上下階の壁が殆ど同じになっており耐震性に非常に有利な形状です。 外壁はIG工業の屋根材を外壁に使用して段葺き屋根材を外壁材として採用しています。 屋根材はリボール社のリボールマイティを防水材に採用。仕上げをトップコートではなく、リボール社のマイティクールという遮熱材を採用しました。 性能は充填断熱のみでアルミと樹脂の複合サッシながら6畳用のエアコン一台で冬場は23度以上(外気温1度)を下回らない性能です。
最初に雪が降ったときにあまりの暖かさに驚いた。
八畳の和室二間に縁側と押入れという間取りを間仕切りを取り払いワンルームに改築しました。 西側の字袋と中連を取り払い道の向こうに見えるバラ園の景色を楽しめるように以前は地袋だった部分をベンチにして、その下部に引き出し収納を家具工事で設置しました。 玄関横の入り口にお客様の大切な人形を収納する為のテレビ台兼見せる収納を家具工事で設計施工しました。 ご夫妻が以前軽井沢で見たペレットストーブが好みという事で、シモタニのペレットストーブを採用しました。22畳の面積でもペレットストーブの熱量では火力がありすぎて点火する事が殆どないそうです。 外壁は焼杉を採用しました。 外部建具はエクセルシャノン樹脂トリプルガラス仕様です。
友人に部屋を大きくすると冬は寒くて大変な事になると言われたけど、小さい暖房で余るほど暖かいです。ペレットストーブを使うほど寒くなることはほとんどありません。
大工の家に生まれ、五代目棟梁となる。
21歳まで主に公共建築物を手がける建設会社に勤務。
30歳まで四代目棟梁より大工の技術を学ぶ。
その後、木組の技術に温熱環境やエネルギーが今後必須になると確信。
北海道で断熱気密を学び、富山の気候風土に適した住宅を追求し続けている。
建設会社時代に経験したRC造や鉄骨造、
家具工事を通して学んだ作成納まり等のノウハウを活かしつつ、
温熱環境に優れた住宅を造りあげている。
施主様のご感想
冬場でも太陽が出ると窓を開けたくなるほどの暖かさで、非常に満足しています。